筋トレ記録ブログ

筋トレについて記録するブログです。

ハンギングによる肩関節のインピンメントの改善について

 KAIZEN FITNESS 101 さんで紹介されていたストレッチを最近やっている。

www.youtube.com

 概要としては、脱力してぶらさがることで、肩の痛みが改善する、ということだった。

 

 医学的な見地からの裏付けはあるのだろうか、と色々と調べてみたが、一般論として支持されているわけではないようである。

 同様のことをやっている動画として、以下も発見できた。

www.youtube.com

 

 解剖学的にも、肩甲骨が上方回旋した状態で、上腕を強力に引っ張ることで、ローテーターカフ全般がストレッチされることは間違いないと思う。

 

 実践してみると(肩関節の痛みを減らすために様々なストレッチを試してきた俺からしても)いままでに感じたことがないローテーターカフのストレッチ感が味わえた。肩周りの筋肉が引き延ばされている感覚である。特に、状態が悪い右肩のほうが強く感じた。右肩は、咬合というか噛み合っていた関節が引っ張られて骨が動く感覚がある。ミシ、という音がなることもあった。

 一ヶ月間、週4~5で合計で1分程度を試してみた結果、右肩の状態は良くなっている気はする。

 狙いが肩なので、肩甲骨が上方回旋しやすくなるように手幅を狭くするほうが合理的ではある。足をつけて、すこしずつ加重していくほうがよいと思う。

 しかし、一分間とて、ただ、ぶらさがることもできないものである。それでも、やれば継続時間が長くなってくるから、面白いものである。副次的効果として、握力が鍛えられているのだろう。