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続ショルダープレス ~結局BIG3をやると良いみたいだね

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 俺は過去に書いた通り、ダンベルショルダープレスを定期非常勤のような形(月に3~4回は必ずやっている)で行っている。(ヘックスバーでのミリタリープレスは手首が痛くなったこともあって積極的にはやってない。ダンベルに飽きたらやるかもしれない)

 続けていると、いろいろと変化を感じる。それらのほとんどは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトをやってきた影響だと考えられる。

 

 変化①:以前は立ってプレスしていると腰周りの筋肉(脊柱起立筋群?)が疲れたり、腰椎のあたりの痛み~違和感が出ていた。今は感じにくくなっている。

 考察①:高重量のスクワット、デッドリフトによって脊柱起立筋群、腹筋などで体幹を固定&保持する能力が向上したからであろう。(少なくとも100kgのスクワットで5回×5セット以上はできるようになっている)具体的に言えば、重量を支えながら体幹を固定する筋力、それを維持する筋持久力が強くなり、レップごとに体幹を固めて挙上する技術を応用できている、ということになるだろう。

 

 変化②:両肩の痛み、違和感を感じにくくなってきた。

 考察②:肩の痛みが出ないようにベンチプレスをやってきたことで、痛みがでない=自分にとって、より好ましいプレス動作のフォームが習得できて、それが応用されたのだと考えられる。これは理論だけ聞いてやる、というのは難しいと思う。ボトムで肩を内旋させて肩甲骨を後傾させた鳩胸体勢(ベンチプレスのブリッジ)から、肩を外旋させて僧帽筋も動員して挙上、その際、体幹は固定するが、一部は脱力させておく、と半年前に言われたところで実践することはできなかっただろう。三次元的な角度を見つけて、それを自分の体で覚えていかないといけないわけだから、習得難易度が高い。これこそがポステリアチェーンとか体の連動性というやつなのだと思う。また、ベンチプレスを続けていることで肩周りの安定性が強化された可能性もある。ベンチプレスは82.5kgを5回5セット以上はやれるようになっているので、片方16kg程度のダンベルならば痛みなど出るはずもないのかもしれない。しかし、ベンチプレス後に手を後ろに回す動作(外旋や内旋)で痛み、違和感などが出ていたので、結局の所、痛みは出る物であって、ショルダープレスで経験するか、ベンチプレスで経験するかの違いなのかもしれない。そうやって、それに耐えられる強さを身につけていくのだ。

 

 変化③:扱う重量が増え、挙上能力が向上した。ダンベルは16kgが扱えるようになった。以前は8~12kgくらいで5~15回程度で組むことが多かったので、30%も強くなっている、と考えるとかなり伸びている。

 考察③:変化①、②のおかげでトレーニングを楽しんでやれるようになってきた。そうするとボリュームが増え、さらに強くなる、という良い循環が起こる。また、BIG3 で培った、バルサルバ的な腹圧を高めて一気に挙上する技術が活用されて、挙上する、という行為への理解度が高まったことも影響していると思う。

 

 まとめると、結局はBIG3をやると良いみたいだね、ということである。

 BIG3をやる以前、3年間くらいはちょびちょび触っていたショルダープレスが、ここ半年ほどでここまで変化したのは、明らかにそれの影響である。この変化は、最初っからBIG3をやってきた人にはたぶん分からないと思う。可変式ダンベルでいろいろやっても、腰は弱いままで体幹に力を通して固定する能力は養われないことは間違いない。もちろん俺もダンベルスクワットやダンベルーマニアデッドリフトはその三年間の間にもやっていたのだが、体幹固定力に対してはあまり効果はなかった、と結論づけるほかない。腹圧を高めて保持する連動性が理解できなかったのか、連動させなくてもできるような重量だったのか、腰まわりの筋肉にも高重量というエサを与えないと固めて保持する筋力が強くならないのか、いろいろと可能性はある。が、断定など、できるわけもなく、結局は、BIG3をやると良いみたいだね、ということである。