筋トレ記録ブログ

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ショルダープレスについて

 俺はいつ頃からか、ミリタリープレスをやらなければならないな、と考えはじめた。

 それは肩周りの調子を改善させるためであり、また物を挙上させるという基本的な動きを強化する必要性があるとタロー(トレーニング強化書)さんや、今古賀翔さんの動画を見たりして考えたからである(ように記憶しているが定かではない)。

 それは、つまるところ、「肩甲骨の上方回旋」だの「肩甲上腕リズム」といったような事が重要だと認識したわけである。また、体の機能性の点から考えてみても、重量を体幹で支えながら挙上させるという動きは日常的に有用性があると考えたのである。

 そうしてミリタリープレスをトレーニングジムでやりはじめたのだが、これが、まったくもって旨くなかった。

 1)当然、やってこなかったので挙上させる力が弱かった。バーベルそのものの重量20kgか、25kg程度でセットを組むレベルであった。同時にベンチプレスを行うせい、というのもあるのかもしれない。

 2)それでも肩に痛み~違和感がでた。ベンチプレスをやった後なので、なおさら肩の状態が悪化しやすいのであった。入念なアップが必要であろう。

 3)そこで、ジムでのトレーニング時間という貴重なリソースを食わせるほどの利益があるのかどうか怪しいもんだな、と疑念を抱くまでにさほどの時間はかからなかったわけである。

 そうして、俺は、自宅にて、4kg刻みのフレックスベルの可変式ダンベルと2kgのアンクルウエイトを使って、ダンベルショルダープレスを始めるに至った。

 まずは8kgでトレーニングを始めることにしたのだ。なにしろ、ウエイトを挙上させる力をつけていかなければならない。

 フォームは肘、肩がそれぞれ90度の角度になったところをボトムとしたいが、あくまでも痛みが出ない範囲で行っている。腕を伸ばしきってシュラッグさせてフィニッシュさせるスタイルをとっている。ダンベルオーバーヘッドプレス的な動きであり、三角筋いフォーカスしたフォームではない。

(俺は身長が173cmくらいなのだが、リーチは179cmくらいあった。一般的には手が長い方に分類されるようである。そのせいで、他の人のフォームなどを参考にしすぎると、可動域が広くなりすぎて肩の痛みが出やすいように考えている。このように、手足の長さの比によって、ボトムで伸ばしすぎる=ダメージが蓄積してケガする可能性があるので要注意である。ダンベルをあごまで下ろし、などの説明書きが当てはまらないばかりか、動画でやってみせてくれている場合でも、人体バランスが違うので気をつける必要がある)

 

 最近はクローゼットの棒にゴムチューブをひっかけて、フェイスプル的な動きで肩を外旋させてアップしたり、ハンギング(ぶら下がり)をやって、肩の調子を改善させている。

 ジムではベンチプレスをやり始めて4ヶ月ほどが過ぎた。最初期に比べて右肩周りの持病/インピンジメント的な痛みは感じにくくなっている。何が影響しているのかわからないが、いい。

 最近、ジムにて30kgでミリタリープレスをやってみたら6~7回できたので、取組の効果を感じた。無論、ベンチプレスをやっていることで副次的に強くなっただけなのかもしれないが、ダンベルショルダープレスは続けていく所存である。