最近、週2回トレをやっていた(もう終了した)のだが、その終盤から腰が痛くなった。原因はよくわからないが、
1)ローバースクワットで前屈を使いすぎて腰が疲労した結果、痛みが出た。
2)10レップ×4セットのハイボリュームなスクワットを中一日で行ったのは、やりすぎだった。
3)ベンチプレスで高重量をあげることを優先してケツ上げぎみになり腰椎を痛めた。
などが複合的に作用した結果だと考えられる。
それで、腰痛を考慮して、ローバーは遠慮して、ハイバースクワットやレッグプレスをメインで行ってみたところ、今度は膝に負担があることが理解できた。これは、気のせいとか、偶然痛めたとか、古傷がたまたまとか、そういう類の現象ではない。軽いうずき、熱感を数日間感じる程度だが、ローバーをやらなかった日の後には、右と左の両方に症状が出ていたからである。再現性、あり。
つまるところ、現在の俺がハイボリュームでスクワット関連のトレーニングをこなせば、腰か膝の、どこかしらの弱い部分がやられてしまうのではないか、という考えが浮かんできた。鎖の強さはその弱い部分で決まる理論は、人体にも当てはまる、というわけである。
すると、今後、俺が取りうる戦略として、
1)膝と腰のダメージを変数として組み込んでトレーニングメニューを決めていく。ハイバーとローバーは両方やっていく必要がある。
2)今までは取り組んでこなかった、より軽い重量での20レップ以上でのスクワットを行う。関節へのダメージを抑えつつ、筋肥大させる目的である。
3)強度は落とさずボリュームは減らしたディロード的な休みを入れる。能力は現状維持で関節の疲労を抜く目的である。
などが考え出された。
3)は今までは不要だと考えていた。が、患部に炎症を感じる=疲労がたまるならば、大きな故障をする前にやっておくべきなのだろう。初心者ボーナスによりパフォーマンスの停滞は経験したことがなかったのだが、意図的に停滞すべきということだ。ケガをして何もせずに休む場合、能力は落ちていくだけである。だったら、能力は維持して休むほうがいいに決まってる。結果的に時間を有効活用したことになる。どうせ足踏みをしなくちゃいけないなら、その場で足踏みしたほうがいい。坂道を滑りながら足踏みするのは愚か者のすることに思えてきた。
また、それに付随した、そもそも論として、
1)生まれつきの身体構造が違うため、スクワットという種目にとって有利な体格があり、そうでない体格もある。スクワットが安全でどこも痛くならない人がいれば、そうでない人もいる。
2)俺は若くない。若く屈強な人間の疲労管理論は当てはまらない可能性がある。
3)また若い時分から熱心にトレーニングしてきたわけではない。なので、筋力に比例した身体構造があるわけではない。それら、関節周囲の軟組織、インナーマッスルなどは高重量でのスクワット的運動に適応していないため、不具合が発生することも仕方がない。
なども考えた。そのように生まれず、そのように暮らしてこなかった中年の人間が、突然、スーパーボディビルダーのごとくトレーニングして成長し続けることなんて無理なのだ。ならばして、現状での肉体を損なわないように取り組んでいくほか、ない。
また、上記の話はそのまま、ベンチプレスほか、高重量でのコンパウンド種目にも当てはまると考えられる。しかし、そのベンチも、いまのところは肩以外には不調を感じない。その肩も、フォームが悪かった時(ボトムでの肩の内旋やポジションがよくないときがある)を除けば、炎症が起きないので、あえて休むほどの必要性は感じない。が、強度やボリュームがあがってくれば、今後はわからないだろう。常に、自分の肉体に注意を払う必要はある。
ネットでの筋トレ情報は、効率良く、とか最短とか、そういう標榜が多い。が、関節の疲労管理にまで考え至れば、現状維持を目的にした停滞をこそ必要とするわけだし、結果的に何が正しかったのかはわかりにくいように思えてきた。
そのトレーニングへの適正が高い=ケガしにくい人ならば、最短的手法はあてはまるかもしれないが、そうでない(大多数の人)ならば、能力は落とさないように意識しながら、疲労をゼロにせず、かつケガをしない範囲でコントロールしている状態こそが長期的に見て効率が良いはずである。しかしまあ、ほとんどの筋肉発信者がどこかしらケガをしているので、どれだけ適正が高くとも、どこにもケガをしないのは難しいと思われる。であればこそ、自分の体と相談しつつ、ハイレップやディロードは取り入れていくしかないのだろうなあ、と結論づけた。