スーパーにて、低糖質うどん、という商品を見つけた。
栄養成分をみると、炭水化物の4割程度が食物線維になっていて、実質的なカロリーが相応に低い。スゲエ!と思って買って食ってみた。
ぷちっとポーションの汁無し担々麺というものであえて食べた。
妻と一緒に食った。二人前の袋麺にひとつのポーションで食べた。
味が濃いから十分にいけるだろう、と目論み、問題なく食えた。
うまかった。
しかし、ここで俺はこの、成分表示にある、加工でんぷんというのがなんなのか気になって調べてみた、というところが、今回の記事の内容である。
どうやら、でんぷんに化学的な修飾を加えて、なんやかやを行って食物線維と同等だと国に認められて食品衛生法的な基準を満たしている、ということで、そのように記載されている食品成分のようだった。
当然、認可されているし諸外国の国際機関にも認められている食品添加物であるからには、短期的な毒性はないし、基本的には安全であることは間違いない。
が、このカロリー密度の低さに着目して、一日三食これらをメインにすえてカロリーを抑えながらたくさん食えるぞ、という気持ちでダイエットに挑んでも良いものかどうかを考えると、話は別であるように考えた。
1.大量摂取による生化学的なリスクの検証は各物質ごとに動物で行われているのみであって、人体に、長期的に、ましては自分でどのように反応するかは不明である。
2.加工でんぷんは食物線維と標榜しているが、実際に1gあたり2kcal以下で燃えているのかは不明である。食物線維と同等だろう、と考えられているだけであって、実際に実験することはできないし、誰もしないだろう。
それらを鑑みて、週に1食くらいで、たまに気晴らし感覚で食べるのがいいかなあ、と思いました。オススメの食材です。